PR

盆栽の樹形の種類と特徴

盆栽の育て方

盆樹の外観を分類して便宜的に名称をつけたものです。樹形の分類も数多くありますが、基本的にはその植物が自然に育っている姿がお手本になります。
松は松らしく、梅は梅らしく、盆樹の個性を引き出す樹形にすることが肝要です。

基本的な樹形と特徴

基本的な樹形と特徴をご紹介します。

直幹(ちょっかん)

幹がまっすぐに伸び、根元から先端に行くにしたがって徐々に細く仕立てたもの。直幹(ちょっかん)

直幹

模様木(もようぎ)

幹に自然な曲線をもった樹形。樹種を問わず、多く見られる。

模様木

株立ち(かぶだち)

一本の木で根元から数幹が立ち上がって成り立っているもの。

斜幹(しゃかん)

幹が直立せず、左右いずれかに傾いているもの。

斜幹

石付(いしつき)

石と樹を一体にして植えられたもの。

懸崖(けんがい)

幹が鉢の縁から大きく垂れ下がっているもの。

懸崖

文人木(ぶんじんぎ)

細い幹で枝数が少ない、味わいのある樹形。

文人木

吹き流し(ふきながし)

風に吹かれて幹だけでなくすべての枝も一方向に流れている様子。

タイトルとURLをコピーしました